©2019 by MSC owners CLUB. Proudly created with Wix.com

注目の再生医療とは!

「細胞の力」を使って失った機能を取り戻す医療
トカゲのしっぽは切り離されてもまた元通りになりますが、トカゲほどではありませんが、人間にも、もともと「再生する力」があります。再生医療とは、ケガや病気などによって失ってしまった機能を、いわゆる“化合物”である薬でケガや病気を治療するのではなく、人のからだの「再生する力」を利用して、元どおりに戻すことを目指す医療のことです。

再生医療とは、生まれつき、あるいは疾病・不慮の事故・加齢に伴い、欠損・損傷・機能低下した組織や臓器を、患者の体外で培養した細胞や組織を用いて修復再生し、機能を補完する医療です。 

従来の対症療法に対し、欠損・損傷した臓器を再建させることで、疾病や損傷への根治療法が可能となり、患者や高齢者、障害者の生活の質(QOL:Quality of  life)が飛躍的に向上し、社会復帰と生活自立が可能となるため、医療分野にとどまらず、産業構造、社会構造の変化をもたらすことが期待されています。 

厚労省は再生医療について次のように定義しています。 
1、患者の体外で人工的に培養した幹細胞等を、患者の体内に移植等することで、損傷した臓器や組織を再生し、失われた人体機能を回復させる医療。 
2、ないしは、患者の体外において幹細胞等から人工的に構築した組織を、患者の体内に移植等することで、損傷した臓器や組織を再生し、失われた人体機能を回復させる医療 

(出所:厚生労働省・多能性幹細胞安全情報サイトより)

従来の医療では、生まれつき、あるいは加齢や疾病、不慮の事故で、組織や内臓の機能を失った場合それを補てんする対症療法を主としてきました。ひとたび発病、受傷すると、対応する治療法はあるものの闘病生活は長期間に及び生涯にわたって投薬治療や人工透析、ペースメーカー、人工関節などの医療機器、医療器材に依存せざるを得ず、患者の生活の質と自立が制限されてきました。 
闘病が長期化することにより、患者本人や看護・介護をする家族は離職をせざるを得ない状況となることもあり、経済的負担、精神的負担も社会問題化しています。医療費も増加の一途をたどり、看護業界や介護業界の人材不足も引き起こしています。根治療法となりうる臓器移植は、拒絶反応や感染症のリスクがあるため、術後に免疫抑制剤の内服が必要となるうえ、ドナーが絶対的に不足している現状から、従来の医療にかわる標準的治療としては未だ確立していません。 

再生医療は、細胞や組織を再生し失われた人体機能そのものを回復させるという、従来の医療とは全く異なるアプローチから根治療法を目指しています。根治療法の確立によって、長期間に及ぶ内服治療や医療器材の使用も必要がなくなり、闘病生活が短縮化され、患者の社会復帰が容易になります。同時にこれまで治療法のなかった、脊髄損傷や脳梗塞後の麻痺の改善、難病の治療法の確立、加齢に伴い変形する関節や骨格、臓器の機能回復も見込まれます。従来の闘病生活と比べ、患者や高齢者、障がい者のQOLが格段に向上し、日常生活の自立が可能となり、家族の看護・介護負担も軽減されます。

​再生医療の将来性
「IT革命」と並び、21世紀の発展の柱としても位置づけられる再生医療。そして、再生医療市場の60%は細胞治療に支えられている。細胞治療には今まで治療が難しいとされてきた疾患に対する解決策として大きな期待が集まる<​ビジネスHITサイトより>
再生医療市場の60%が細胞治療
細胞治療とは、ヒトの細胞を用いた疾患治療方法である。細胞を体外で加工または改変し、その後ヒトに投与することによりさまざまな疾患を治療する。細胞治療は、「IT革命」と並び21世紀の発展の柱としても位置づけられる再生医療の中核を担う存在である。 

 日本再生医療学界では、再生医療とは「機能障害や機能不全に陥った生体組織・臓器に対して、細胞を積極的に利用して、その機能の再生をはかるもの」としており、これまで治療が困難であったり、治療方法がなかった病気やけがに貢献する可能性を持っている。 

 細胞治療は再生医療市場の60%を占め、その中でも幹細胞は細胞治療の市場の半数以上を占める
<​ビジネスHITサイトより>
​幹細胞治療・免疫治療

幹細胞療法について

わたしたちはみな、自分たちのからだのなかに、皮膚や血液のように、ひとつひとつの細胞の寿命が短く、絶えず入れ替わり続ける組織を保つために、失われた細胞を再び生み出して補充する能力を持った細胞を持っています。こうした能力を持つ細胞が「幹細胞」です。幹細胞と呼ばれるには、次の二つの能力が不可欠です。一つは、皮膚、赤血球、血小板など、わたしたちのからだをつくるさまざまな細胞を作り出す能力(分化能)、もう一つは自分とまったく同じ能力を持った細胞に分裂することができるという能力(自己複製能)です。

幹細胞は大きく2種類に分けられます。一つは、皮膚や血液のように、きまった組織や臓器で、消えた細胞のかわりを造り続けている幹細胞です。このタイプの幹細胞は「組織幹細胞」と呼ばれています。組織幹細胞は何にでもなれるのではなく、血をつくる造血幹細胞であれば血液系の細胞、神経系をつくる神経幹細胞であれば神経系の細胞のみ、というように、役目が決まっています。もう一つは、ES細胞(胚性幹細胞)のように、わたしたちのからだの細胞であれば、どのような細胞でも作り出すことのできる「多能性幹細胞」(Pluripotent Stem Cell)です。つまり、多能性幹細胞は、わたしたちのからだのなかにある様々な組織幹細胞も作り出すことができるのです。iPS細胞(induced Pluripotent Stem Cell)とは、普通の細胞をもとにして人工的につくった「多能性幹細胞」のことなのです。
こうした「幹細胞」の性質を利用して、細胞そのものを薬として怪我や病気を治す「再生医療」という新しい治療法の研究や、体内の細胞の状態をからだの外で再現して病気のしくみを調べる研究が進んでいます。

免疫細胞療法について

免疫細胞療法は、自分の免疫力を利用して癌を治療する方法です。
つまり、体内の免疫を担う細胞を体外で大量に増殖させて免疫力を高めた後、ふたたび体内に戻して癌細胞を攻撃させ治療する方法で、ほとんど副作用のない先進的な癌治療法です。
これまでの癌治療法は、「外科療法(手術療法)」、「化学療法(抗癌剤投与療法)」、「放射線療法」のいわゆる三大療法がよく知られていました。
これらの治療法は、いずれも一定の効果は期待できるのですが、副作用が強くて身体への負担も大きくとても辛い治療法でした。
とくに、進行癌や末期癌の場合は、抗癌剤や放射線の大量投与による副作用も伴い、逆に寿命を縮めるようなこともありました。
そこで、第四の癌治療法として期待されているのが免疫細胞療法です。
免疫療法は、低下した免疫力を高めて免疫機能を活性化させ、体内に侵入した細菌やウイルス、腫瘍などを排除する治療法のため、身体に優しく、副作用もない理想的な癌治療法として注目を集めている「最先端の癌治療法」なのです。

This site was designed with the
.com
website builder. Create your website today.
Start Now